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白虎神王

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だにえるなべ 第6話
流星は首を上下に揺らしながら気持ち良さそうに居眠りをしています

『では役職についてお話します』

『村人チームには、占い師・霊媒師・狩人・双子、そして役職無し村人がいます』

『役職ありの場合は特殊能力を使う事ができます』

『まず占い師の能力ですが、生きている人の中から1日に1回だけ』
『誰かの正体を夜フェーズに占う事ができます』

『いくつか例外もありますが…』
『人狼・妖狐、村人の役職に関して、私から占い師にだけ正体をお教えします』

『そして、占った相手が妖狐だった場合ですが』

『その占われた妖狐は翌朝に…』

いつのまにか屋敷は静まりかえっていて
皆は前のめり気味に海斗の話に聞き入っていた


『死にます!』
 


 
僕は驚きのあまり声がでなくなり、震える手でケロちゃんを握り締めていた

『ぐぅ! く、苦しい!』
『何をするのだ!』

ケロちゃんが苦しさに耐えきれず僕の手を強く噛んだ

『痛っ!!』
『痛いよ ケロちゃん』

手から転げ落ちたケロちゃんは床で強く後頭部を打ち泡をふいて倒れた

僕はあわててケロちゃんを抱き抱えました
『ケロちゃん!ケロちゃん!』
『大丈夫?!ケロちゃん!』

ケロちゃんはフラフラになりながら起き上がった
『何するんや!』

『ごっつう綺麗なお花畑が見えてしもうたやんけ!』
『あのまま帰ってこれなくなるとこやったで!!』

ケロちゃんは顔を真っ赤にして怒っています

『ごめんなさい… だって…』
『僕ビックリしちゃって…』

ケロちゃんの頭には大きなたんこぶができていた

『なんや??』
『何かあったんか?』

僕は涙を堪えながらケロちゃんを見つめた

『死ぬ…って』
『ゲームだって言うから、ついてきたのに…』

『僕… 僕…』


ケロちゃんは呆れた表情で答えた
『これは心理ゲームやって言うたやないか!』

『本当に死ぬわけやない』
『ゲーム内の立場的に死んだ扱いになるだけや』

『殺人ゲームやないんやから、ほんまに死んだら洒落にならんやろ…』


その話を聞いて安心しました
『ケロちゃん ごめんね』

ケロちゃんは僕からチョコを受け取り、嬉しそうに頬張っていた

『まぁ 前もって説明をしなかった俺様にも非がないとは言い切れないからな』

…ケロちゃん…

…それが原因なのでは…


しかしそれとは別で
さっきからとても気になっている事がありました

『ケロちゃんって…』

ケロちゃんが不思議そうに首をかしげました
『な、なんだ??』

ケロちゃんを手のひらに乗せ正面から顔を見つめた
『ケロちゃん…』

ケロちゃんのノドが鳴りました
『ゲコッ』


『ケロちゃん… 頭のたんこぶ…』
『正面から見ると、子供をおんぶしているみたいに見えるね!』


ケロちゃんの両頬が大きく膨らんだ
『お前のせいやんけぇぇぇ!!』

僕たち会話が聞こえていたのか、海斗が小さく笑った

ケロちゃんは目を釣り上げ海斗を睨みつけた
『グーで殴るよ!』
 
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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
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