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白虎神王

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だにえるなべ 第5話
海斗が皆に聞こえるように大声で叫んだ
『皆さん大変お待たせしました。そろそろ始めましょうか!』

『今回初参加の人、久しぶりに参加するの人もいます』

『まずはルール説明からいきますね』

屋敷の中には僕を含め17人います

会社員風の人、学生らしきお兄さん、エプロン姿の主婦までいます

そして僕と同じくらいの可愛い女の子も一人参加していました

そしてさっきから僕の隣でにブツブツつぶやいているオジサンが…

『…渇く(ブツブツ)…渇くぜ(ブツブツ)…』

とても気味が悪いです…

何故か屋敷の全員がオジサンと目を合わさないように視線をそらしています

これが大人の事情ってやつなのでしょうか?!

 



 
流星が一声鳴きました
『コケコッコー』

その声を聞き、皆の注目が流星に集まります

その様子を見て海斗が説明を続けはじめました

『皆さんには3つのグループに別れてもらいます』

『このゲームはチーム戦になります』

『まず一番チーム人数が多く割り当てられる…村人グループ』

『そして3~4人程で構成される…人狼グループ』

『最後に1~2人の少数精鋭…妖狐グループです』

『各グループの人数はゲームの参加者数で変わります』

僕は説明をちゃんとメモる事にしました
『ケロちゃんケロちゃん?』

ケロちゃんが僕の肩に跳び乗りました
『ケロちゃんはこのゲームのルール知ってるの?』

ケロちゃんの頬が膨らみます
『も、もちろん知っているに決まっているだろ』

『俺様を誰だと思っているのだ』

何故かケロちゃんは僕と目を合わせようとせず、遠くを見つめています
『本当に知ってるの…?』

ケロちゃんのノドが鳴りました
『ゲコッ』

…知らないようです…


隣のつぶやきオジサン以外に僕にはもう一人とても気になっている人がいました

みんなの後ろで静かにたたずんでいる黒マントの人です

ツバの大きい黒帽子を深くかぶっていて男性なのか女性なのかすら分かりません

とても不気味な感じがします


海斗は皆の様子を伺いながら説明を続けます

『他グループと比べて人数の多い村人チームが有利に思えるかもしれません』

『…が、村人チームには誰が味方なのかを教えません もちろん敵も分かりません』

『つまり、村人は敵も味方も分からない手探り状態でゲームを開始します』

『人狼は味方、つまり他の人狼の正体だけが分かります』

『妖狐も同様に他の妖狐の正体だけが分かります』

『えーと、例外もあるのですが、それは次の役職で説明しますね』


突然ケロちゃんが僕の耳元でつぶやきました
『あっ! 思い出した』

『このゲームは三つ巴のチーム戦だ!』

ケロちゃんは何故か誇らしげに僕を見つめていました

…それたった今、説明があったよ ケロちゃん…


…と言うか、
ルール知ってると言ってたのに、思い出したって…

 
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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
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