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白虎神王

Author:白虎神王

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~第9幕~
私は残っている気合を全て搾り出すように術の詠唱を始める
『急々如律令 奉導誓願可 不成就也』

その詠唱に合わせマテンローが槍を突き出すように構えた

私の周りに緑色の輝きが集まってくる
手のひらに集中させたその光を放出した
『 風刃 』
狙うべきは人狼の口である

その後を追うようにマテンローの槍が唸る
 


 
激しい風の刃が人狼に襲いかかった
しかしその口は僅かに開いただけである

突き出された槍は止められない
『構わぬ このまま突き抜けてやるぜ』

その時、重く低い銃声が鳴り響き
人狼の口が大きく開いた

マテンローが静かに笑う
『ありがとよ あとはゆっくりと休んでな』

振り返るとダニエルに支えられ銃を構えているロウガの姿があった

マテンローの槍が人狼へと突き刺さる
『 雷光突き 』

まるで時間が止まったように思えた

ダニエルは勝利を確信したのか右拳を大きく天に突き上げた

だが次の瞬間
私たちが目にしたのは、崩れるように倒れていくマテンローの姿であった…
 

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テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

ダニエル鍋 ・ 陽炎の章 | 02:17:18 | Trackback(0) | Comments(0)
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