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白虎神王

Author:白虎神王

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◆赤頭巾村  ②「奉納祭」
海斗は父親似で神主としての素質があり
父親が亡くなってからは祈祷や祭りごとなどは海斗が一人でやっていました。
特に雅楽は父親も顔負けの腕前になっています。
そんな海斗は村の人達から信頼されており慕われていました。

明日に迫った奉納祭の準備で村中が大忙しです
奉納祭は毎年村にて行われている行事で
収穫を感謝し神社に奉納するお祭りなのです
村人は長年継いできた茶道・短歌・弓術などの技を競い
唄や舞いを披露し神社に奉納します。
年を追うごとに他の村からの参拝者も増えていて
村の名物の千社札や破魔矢は生産が追いつかないほどです。



 
神社の本殿で村長に頼まれていた破魔矢の生産をしていると
青く澄み渡っていた空が急に真っ赤に変わり
楓の木で遊んでいた鳥達が一斉に大空へと羽ばたきました
海斗はその異変にすぐに気がつき、境内へと歩み寄ろうとしたとき
天空に雷鳴が轟き、槍のように鋭い雷が神社の大木に落ちました
祭壇に祀ってあった神盃が真っ二つに割れ、何かを暗示しているようにも見え
海斗は乱れた呼吸を整えながら足早に村長のもとへと走り出しました
村長は慌てて駆けつけてくる村の人を落ち着かせる事に必死のようです

吉凶を判断すべく海斗は占いをすることになりました
村長は心配で海斗の周りをソワソワと歩き回っています
占いの結果で鎮守の森にある[ 神々の祠 ]が関係していることがわかりました
人が立ち入る事を禁止されている聖なる場所なのですが
異変の元凶を調べるために祠ヘと向かいました
森の中は赤い闇に包まれていて静まり返っています
胸騒ぎを抑えながら急いで走り出しました

祠の前に小さな鼓が落ちているのを見つけ
すぐに流星の鼓だと気がつきました
父親から貰ったもので何処に行くにも大事に持ち歩いていた鼓なのです
流星がこの洞窟にきたことは間違いありません
村で起こった異変は流星と関係しているのでしょうか
洞窟の中や森を探しましたが流星の姿なく
祠も隅々まで調べましたがおかしなところは見つけられません

もう一度祠の中を調べようと大きな護り人形に触れた瞬間
赤く激しい光が海斗の目を遮りました
強い力で体を引き寄せられ人形の中へと吸い込まれてしまいました
謎の赤い光は消え、再び静寂な闇へと戻りました

何事もなかったように
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2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(1)
コメント
(*´・ω・`*)ドキドキ
海斗さんドウナルンダロウ(*´・ω・`*)
2006-12-09 土 13:23:50 | URL | ゆうが [編集]
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