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白虎神王

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だにえるなべ 第12話
薬が効いてきたのか、ケロちゃんの頭のコブが小さくなってきた感じがしました

『次は人狼チームの説明です』

『人狼の能力は夜フェーズに仲間の人狼と相談ができます』

『そして夜フェーズに生きている人の中から…』

『1日に1人だけ襲撃をする事ができます』

『但し、妖狐は噛む事ができず…襲撃失敗となります』

『もちろん狩人が護っている人物を襲撃した場合も同様です』


僕はルール説明をメモに書き込んだ
『んーと なんかややこしくなってきたね』

『人狼は村人は噛めるが、妖狐は噛めない…』

『そして狩人に護られた人物も噛めないのか…』
 



 
和尚さんが僕の頭を撫でました
『ふぉっふぉ 坊やはこのゲーム始めてかな?』

僕はメモを閉じて小さく頷きました

『最初は難しく感じるかもぢゃが』

『まあ慣れぢゃて』

『一つコツを教えてやろう』

『それは…(ボソボソ)…ぢゃよ』


…よく聞こえません…

僕は耳を和尚さんに近付けました

『ごめんなさい よく聞こえなくて…』

『もう一度教えて下さい』

今度は聞き漏らさないよう目を閉じて、意識を耳に集中させました


和尚さんはニッコリ微笑みました
『それは…人の話をしっかり聞くことぢゃよ』

『坊やには教えるまでもなかったようぢゃな』

和尚さんは巾着袋から飴玉を一つ取り出しました

『良い子には飴玉をあげようかのお』

ケロちゃんの目が輝きました
『なんだそれは!俺様にもくれ!』

和尚さんは飴玉を更にもう一つ取り出しました

ケロちゃんは嬉しそうに跳ねています

僕は和尚さんにお辞儀をしました
『ありがとう』

… ぱくっ …

何故か和尚さんがジーっと僕を見つめていました


僕とケロちゃんは同時に叫びました
『酸っぱい!!』

ケロちゃんは慌てて飴玉を吐き出しました
『ペッッ』
『和尚!騙したな!』

和尚さんは飴玉を拾い上げ僕を見つめました

『ふぉっふぉ 人の話をしっかり聞くこと』

『そして、思い込みはしないことぢゃ!』

『飴玉ぢゃから甘いとは決まっとらんのぢゃよ!』

『ふぉっふぉ』


ケロちゃんは和尚さんの周りをピョコピョコ跳ね回っていました
『また騙したな!クソ坊主!』


…和尚さんの言った意味が僕にはよく分かっていませんでした…
 
 
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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
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