■プロフィール

白虎神王

Author:白虎神王

■カテゴリー
■最近の記事
■最近のコメント
■月別アーカイブ
■最近のトラックバック

■リンク
■ブログ内検索

■RSSフィード

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
◆赤頭巾村  ⑨「歓喜そして封印」
小鳥たちのさえずりで流星は目を覚ましました
この村に来てから初めて小鳥を見たように思えました
小鳥は毎朝ちゃんと庭で遊んでいたのですが
昨日までの流星には周りの景色などを見る余裕がなかったのでしょう

流星が広場に着くと皆は狼や狐について話し合っていました
そこに割って入るように、満足気な表情のゆうがが話を切り出しました
そのゆうがの後ろには壺が置いてあります
大人がすっぽり入れるくらいの大きな壺です
何が入っているのでしょうか
堅く閉められいてた蓋をゆうがが開けました



みんなが壺の中を覗き込むと、そこには大きな狐の亡骸がありました
次の瞬間、歓声があがりました
みんなが待ちに待った狐です
狐を倒した事で村中が祭りのような大騒ぎになっています

ゆうがは話を続けました
昨夜は《 イーナ 》を占ったとのことです
イーナはクールで切れ者と言ったイメージの青年でした
妖狐は息は絶えているものの妖術で生き返ったりするかもしれません
二度と出て来れないように、壺の蓋を呪符で封印することにしました

今朝は狼に噛み殺された村人はいないようです
どうした事でしょうか
狩人の守護によって護られたのでしょうか
狐を一匹倒したのですが、浮かれてばかりはいられません
まだこの中に狼が潜んでいるのです
もしかすると、狐もいるのかもしれません

ここでツチャが気になる事があると話し出しました
流星は身を乗り出して聞いています
昨日の会議でイーナを囲んでいた人達がいたと言うことです
狼達がイーナの正体に気が付いていたのではないかと推測されると言うのです
昨日イーナを囲んでいたのは
《 カガワー 》と《 シロー 》とビャッコ
そして昨日亡くなったユーキの四人です
カガワーは率先して皆を引っ張るタイプなのですが、ここ数日とても控えめです
その反対にシローは会議で積極的に意見を出していて活発な青年です
ビャッコは大人しく皆の話を聞いているだけです

ハーニバルもイーナの意見に賛成のようです
この四人の中に狼がいるのでしょうか
カガワーが怪しく見えるとハーニバルが話し出しました
すぐさまカガワーは自分の潔白を主張しました
しかしその声は村人の心には届かず
鈍い音の後、あお向けに倒れたカガワーの姿がそこにありました

流星は追悼の儀を終えて屋敷へと戻ってきました
今夜は雲で月が隠れていています
漆黒の闇の中、狼の遠吠えが聞こえてきます

焦りと憤りを感じさせる遠吠えが…


スポンサーサイト

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(1)
コメント
(*´・ω・`*)ドキドキ
いよいよ佳境に入ってまいりましたっ!

(*´・ω・`*)ドキドキ(お薬たいむで起きた

もうちょっと進んだらもっかい最初から読み直そう(*゚▽゚*)

あたしガンガレーヘ(゚∀゚*)ノヽ(*゚∀゚)ノ
2006-12-16 土 02:08:30 | URL | ゆうが [編集]
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。