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白虎神王

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だにえるなべ 第14話
ようやく役職説明が終わりました

しかし海斗のルール説明はまだ続くようです
『初日の夜にこれらの役を皆さんに割り振っていきます』

『ゲームは昼フェーズと夜フェーズの2部構成になります』

『昼に生きている皆で誰が人狼か誰が妖狐なのかを推理していきます』

『昼の会議の最後に一番怪しく思えた人を多数決により排除していきます』

『夜になると人狼たちが襲撃する人物を話し合います』


『ゲームの基本説明はこれで終わりですが、何か質問ありますか?』

みんなゲーム経験者のようで、ルールは理解しているようでした
『……… …』

屋敷の静寂を嫌うかの如く、日焼けのお兄さんが勢いよく立ち上がりました
『よっしゃ!始めようぜ!』


隣でなにやらオジサンがつぶやいています
『アイツを…(ボソボソ)』
『絶対、鍋に…(ボソボソ)』
 

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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第13話
海斗はみんなを見渡しました
『皆さんちゃんと起きてますか?』

『説明が長くてすみません…』

『では、人狼チームの狂人の説明です』
『狂人の能力とは!』

『特に無いです』


『仲間の人狼と夜に相談もできませんし…』
『誰が人狼なのかさえ分からない状態で始めてもらいます』

『人狼側も誰が狂人か知りません』

『つまり仲間であるはずの人狼に襲撃されてしまう可能性があります』
 

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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第12話
薬が効いてきたのか、ケロちゃんの頭のコブが小さくなってきた感じがしました

『次は人狼チームの説明です』

『人狼の能力は夜フェーズに仲間の人狼と相談ができます』

『そして夜フェーズに生きている人の中から…』

『1日に1人だけ襲撃をする事ができます』

『但し、妖狐は噛む事ができず…襲撃失敗となります』

『もちろん狩人が護っている人物を襲撃した場合も同様です』


僕はルール説明をメモに書き込んだ
『んーと なんかややこしくなってきたね』

『人狼は村人は噛めるが、妖狐は噛めない…』

『そして狩人に護られた人物も噛めないのか…』
 


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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第11話
屋敷の襖が音もなく静かに開きました
『皆さんこんばんは』

『もう始まってるのかな?』

黒い和服を着たお爺さんが入って来ました

海斗はそのお爺さんに深々とお辞儀をしています
『こんばんは』

『まだルール説明ですので大丈夫ですよ!和尚さん』

日焼けのお兄さんが勢いよく立ち上がりました
『和尚久しぶりだな!まだくたばってなかったのか?!』

和尚はツルツル頭をペシッと叩きました
『ふぉっふぉ 憎まれっ子 世にはばかるぢゃ!』

みんな楽しそうに笑っています

『ケロちゃんケロちゃん』
『にくまれっこ…よに…ナントカって何?』


ケロちゃんは頭から煙が出そうになっています
『むむっ』
『どう説明すればよいかな…』

『んーと… 人に憎まれたり、嫌われたりする者にかぎって…』
『世の中で幅をきかせている…という意味かな?!』

僕は不思議そうにお爺さんを見つめました
『じゃあ あの和尚さんは嫌われているの?』

ケロちゃんは大きく首を横に振りました
『とんでもない!』

『和尚はみんなから尊敬され慕われているのだ』

『自分を謙遜して言っただけだよ』


和尚さんは僕の視線に気がついたのか、ニッコリと笑ってこちらに近寄って来ました

そして僕の横に来ると、そのまま静かに正座しました

『ではここで悪ガキどもがイタズラしないように、見張っておこうかな!』

日焼けのお兄さんと、つぶやきオジサンが居心地悪そうにうつむきました

『ふぉっふぉ ケンカはいかんぞ 遊びは楽しくぢゃ!』
 


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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第10話
僕はルール説明のメモを読み返していました

その様子に海斗が気づいたようです
『ルールに関しての質問があれば後でお聞きします』

『とりあえず、残りの役職をさくっと説明しますね』

『占い師・霊媒師・双子・狩人、以外の村人チームの人は…』

『何も能力を持たない村人になります』


僕は少し驚きました
『ケロちゃん聞いた?』

『能力が無い村人っていうのもあるんだって!』

『でも…、能力が無いって…』

『面白くないよね?』
 

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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第9話
ケロちゃんの大声で流星が飛び上がるように目を覚ましました

『コ、コ、コケッコ』

海斗は小さな笑みを浮かべました
『次は村人チームの狩人の説明をします』

『狩人の能力は夜フェーズに人狼の襲撃から誰か一人だけ護る事ができます』


『人狼が襲撃しようとした人物と…』

『狩人が守護しようとした人物が同じ場合は…』

『守護成功となり、村人に被害なしです』


『人狼の襲撃については、後で詳しく説明します』
 

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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第8話
突然、海斗は羽を大きくひろげ羽ばたきました

部屋を旋回し始めたと思った瞬間、こちらに向かって猛スピードで急降下してきました

ダメだ!ぶつかるっ!

僕は咄嗟に頭を両手で覆い目をつぶりました

…しかし何事も起きません

ゆっくりと目を開けて指の隙間から覗き込みました

隣のオジサンの頭の上に海斗がちょこんと乗っていました
『ケンカはダメですよ!』

『また騒ぎを起こすようなら、もうゲームに招待しない約束でしたよね!』


先程までのとぼけた感じの海斗ではなく、とても厳しい目つきでオジサンを見つめていました

『い、いや… ケンカなんてしないです…』

オジサンは海斗の迫力に萎縮したのかおとなしくなりました


日焼けのお兄さんはその様子を見てニヤニヤしています

海斗はオジサンの頭の上から飛び立ち、元の位置に戻りました
 


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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第7話
ケロちゃんは頭のたんこぶを濡れたハンカチで冷やしています

『では次は、村人チームの霊媒師についてお話しますよ』

『霊媒師の能力は、死んだ人の中から… あっ…』

海斗は突然何かを思い出したかのように僕を見つめました

『えーと…… ゲーム上の扱いで死んだ人の中から』
『夜フェーズに1日に1回だけ、誰かの正体を霊媒する事ができます』


僕を気遣って言い直してくれたようでした


『霊媒の場合も例外はありますが、私から霊媒師にだけその正体を教えします』

僕は一生懸命メモを取りました
『さっきの占い師と、なんだか能力が似てるね』

『大きな違いは正体を見破る対象が、生きている人か死んでいる人か…』

『うーん なんだか頭が痛くなってきちゃうよ』

『学校でもこんなに真面目に勉強したことないのに…』

誰に話す訳でもなく僕は一人でつぶやいていました
 

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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第6話
流星は首を上下に揺らしながら気持ち良さそうに居眠りをしています

『では役職についてお話します』

『村人チームには、占い師・霊媒師・狩人・双子、そして役職無し村人がいます』

『役職ありの場合は特殊能力を使う事ができます』

『まず占い師の能力ですが、生きている人の中から1日に1回だけ』
『誰かの正体を夜フェーズに占う事ができます』

『いくつか例外もありますが…』
『人狼・妖狐、村人の役職に関して、私から占い師にだけ正体をお教えします』

『そして、占った相手が妖狐だった場合ですが』

『その占われた妖狐は翌朝に…』

いつのまにか屋敷は静まりかえっていて
皆は前のめり気味に海斗の話に聞き入っていた


『死にます!』
 

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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第5話
海斗が皆に聞こえるように大声で叫んだ
『皆さん大変お待たせしました。そろそろ始めましょうか!』

『今回初参加の人、久しぶりに参加するの人もいます』

『まずはルール説明からいきますね』

屋敷の中には僕を含め17人います

会社員風の人、学生らしきお兄さん、エプロン姿の主婦までいます

そして僕と同じくらいの可愛い女の子も一人参加していました

そしてさっきから僕の隣でにブツブツつぶやいているオジサンが…

『…渇く(ブツブツ)…渇くぜ(ブツブツ)…』

とても気味が悪いです…

何故か屋敷の全員がオジサンと目を合わさないように視線をそらしています

これが大人の事情ってやつなのでしょうか?!

 


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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第4話
僕が連れて来られた場所は古風な武家屋敷でした

たくさんの布団と囲炉裏があるのがとても印象的です
もしかすると、ここは老舗の旅館なのかもしれません

部屋の奥には、お侍さんの飾り人形が置いてありました
まるで生きたまま人形にされてしまったような感じで
今にも動きだしそうでした

その横では、とさかの黒い雄鶏と全身真っ白なフクロウがすやすやと寝てました

人形の鎧に触ろうとした時、黒とさかの鶏が甲高く鳴きました
『コケコッコー!』
 

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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第3話
ケロちゃんが興味深げに僕のリュックサックに跳び乗った
『なんだかこの袋から甘い香りがするぞ』

僕はリュックサックをひっくり返し中に入っていた物を床にひろげた

…小銭袋、ハンカチ、携帯電話、そして板チョコ…


ケロちゃんはチョコの周りをくるくると跳ねている
『ケロちゃんって チョコ好きなの?』

僕はチョコを小さく割ってケロちゃんに食べさせた
『おっ これ甘くて美味しいな』

ケロちゃんは幸せそうな表情を浮かべている
『チョコ好きなカエルって珍しいね』

ケロちゃんの両頬が大きく膨らんだ
『俺様はカエルじゃねぇぇぇ!』
『今見えているカエルの姿は、ハルシオンが持っているイメージを具現化したものだ!』

怒られながら僕が考えていたのは

…ケロちゃんって面白い…
 

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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第2話
僕はどれくらい寝ていたのだろうか、誰かの声で突然目を覚ましました

いったい誰だろう?
お爺ちゃんかな
どうしたんだろう?

また声が聞こえてきました
『願いを叶えてあげようか?』
子供っぽい声だ

どうやら僕は寝呆けているようです

自分で < 寝呆けている > って言える事もおかしいのですが…

だって、目の前の小さなオレンジ色のカエルが僕に話し掛けてくるんです
『その願いを叶えてあげるよ』

僕は首をかしげながらそのカエルに問いかけた
『願いって?』

カエルは大きく跳ねて僕の右肩にちょこんと座りました
『さっき君が星に願っていたやつだよ!』

僕は窓の外から星を見上げながら考えた
 

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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
だにえるなべ 第1話
これは僕が幼い時に体験したとても不思議なお話です

僕の名前はハルシオン

今は学校は夏休みで、田舎のお爺ちゃんのところに遊びに来ています

ゲームセンターも映画館も何もない、携帯電話のアンテナも立たない
山奥の田舎ですが、僕はここが大好きです

なぜって?
だって夜になると、たくさんの星たちが輝きだして
手を伸ばせば届きそうな感じさえしてきます

本当にお星さまを掴めたら、お土産に持って帰って
僕の町の夜空に敷き詰めるのだけどね
お父さんお母さん喜んでくれるかな?

この星たちを眺めながら詩を書くのが好きなんです

あ 期待しないで下さいね
ただ好きなだけで下手な詩ですから
 


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だにえるなべ | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)

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