■プロフィール

白虎神王

Author:白虎神王

■カテゴリー
■最近の記事
■最近のコメント
■月別アーカイブ
■最近のトラックバック

■リンク
■ブログ内検索

■RSSフィード

スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。


スポンサー広告 | --:--:--
◆赤頭巾村  ⑭「真実は赤い輝きの中に」
赤頭巾村に朝日が差し込みました
広場に集まっているのは、ゆうが、ツチャ、ャンそして流星の四人です

ゆうがが昨夜の占いの結果を話し出しました
ヨゥは村人でした
これで残った全員が村人と判定された事になります
流星は安心のあまり急に体の力が抜けた感じがしました

人狼と妖狐を倒し村には平和が訪れました
しかしその代償はとても大きなもので
たくさんの村人を失った村の悲しみは耐え難いものです
流星がこの村に来た時にいた、たくさんの村人そして海斗は棺の中で静かに眠っています


続きを読む >>
スポンサーサイト

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
◆赤頭巾村  ⑬「雄たけび」
流星は暗がりの中、目を覚ましました
まだ夜明けまでは時間があるようです
布団の中で横になりながら考え込んでいます
今の状況をもう一度頭の中でまとめてみる事にしました

村で生き残っているのは双子能力者のモァ、
占い師のゆうが、村人と判定されたツチャ
そしてまだ占われていないャンとシローです

妖狐は二体とも倒して封印しています
ビャッコとモッチが人狼である事を掴んで退治しました
狼は四体いたはずなのですが、残り二体の行方は分かっていません
ャンとシローのどちらかが狼なのでしょうか
もしかすると二人とも狼という可能性もあります
 

続きを読む >>

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
◆赤頭巾村  ⑫「安堵の中」
今までの騒ぎの疲れが出たのでしょうか
狼と狐を倒した安堵からでしょうか 流星はぐっすり熟睡していました

目が覚めると会議が始まる時間になっていました
広場に遅れてやって来ると
ゆうがとハーニバルがまだ来ていないようです
どうしたのでしょうか
流星と同じく寝過ごしているのでしょうか
みんなでハーニバルの屋敷へと向かいました
屋敷の扉が開いており、何かおかしな雰囲気です
部屋の中に入ると布団に誰かかがいるようです
その中で眠ったように亡くなっているハーニバルの姿がありました
ノドを噛み切られ冷たくなった姿で…


続きを読む >>

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(1)
◆赤頭巾村  ⑪「平和な村へ」
あわただしい物音で流星は目を覚ましました
音のする方向へと慌ててかけつけた時
短い悲鳴と共に黒い影が庭へと走り去って行きました
部屋がムチャクチャに荒らされています
嫌な予感がした流星は、急いでビャッコを捕らえている部屋へと向かいました
しかしビャッコは何事もなかったかのように寝ています
まどろみの儀の効果は解けていないようです

ビャッコを捕獲している部屋は[ 加護の儀 ] によって
侵入者に怪我を負わせるようにしてあったのです
もしかすると仲間の狼がビャッコを助けに来たのでしょうか
侵入者の正体は分からないままです
扉には鋭い爪で引っかいた跡がいくつもありました
 

続きを読む >>

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
◆赤頭巾村  ⑩「月夜の影」
今朝は雲ひとつない晴天で太陽がとても眩しく感じます
残りの狼が見つかると良いのですが
占いの結果が気になり、朝食を早々とすませて広場へと走り出しました

広場にはまだ誰も来ていないようです
早く来すぎたようです、暫く皆をここで待つ事にしました
流星は広場の端の方で土が盛り上がっている所があるのを見つけました
昨日までは何もなかったはずなのですが

広場には村人たちが集まって来ました
流星は皆に土が盛り上がっている場所を指で示しました
村人と流星はその場所へと近づきました
よく見ると指先が少し見えていて誰かが埋まっているようです
慌てて皆で土を掘り返しました
そこにいたのは血の気が失せたイナーホで、ノドには狼に噛まれた跡がありました
なぜ土に埋めたりしたのでしょうか
流星はとても気になりましたが、その答えは狼しか知りません

続きを読む >>

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(0)
◆赤頭巾村  ⑨「歓喜そして封印」
小鳥たちのさえずりで流星は目を覚ましました
この村に来てから初めて小鳥を見たように思えました
小鳥は毎朝ちゃんと庭で遊んでいたのですが
昨日までの流星には周りの景色などを見る余裕がなかったのでしょう

流星が広場に着くと皆は狼や狐について話し合っていました
そこに割って入るように、満足気な表情のゆうがが話を切り出しました
そのゆうがの後ろには壺が置いてあります
大人がすっぽり入れるくらいの大きな壺です
何が入っているのでしょうか
堅く閉められいてた蓋をゆうがが開けました

続きを読む >>

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(1)
◆赤頭巾村  ⑧「決意と鼓」
朝になると激しかった雨はやんでおり、流星は安心しました
再び太陽を見れないような、そんな気がしていたのです
広場に向かおうと外に出た時、隣の屋敷が騒がしい事に気がつきました
また誰かが襲われたのでしょうか

急いで駆けつけると庭先で横たわる《 ヨスノ 》の姿がありました
そこには一本だけ季節外れの桜が咲いていて
桜の花のように淡く儚いヨスノの最後を弔っているように見えました



続きを読む >>

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(1)
◆赤頭巾村  ⑦「天の涙」
これで何度目の朝日になるのでしょうか
このまま朝が来ないほうが幸せなのしれない
流星はそう感じ始めていました

流星が広場に向かうと、残った村人全員が無事に集まっていました
いつもなら狼の牙によって誰かが尊い命を失っているのですが
今朝はとても穏やかな雰囲気です

狩人の守護能力によって村人は護られたと言う事なのでしょうか
間違って妖狐を襲おうとして、妖力で防がれたのかもしれません
その答えを知っているのは人狼だけです
今回の事によりいっそう狼は慎重かつ巧妙な行動をしてくる事でしょう
油断はできません


続きを読む >>

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(1)
◆赤頭巾村  ⑥「心の闇」
流星は布団の中でうなされています
額に汗をびっしりかきながら、短い叫び声を発して流星は目が覚めました
どうやら怖い夢を見ていたようです
それは村人全員が狼に噛み殺されてしまうものでした

朝方に見た夢の事が気になりながら、重い足取りで広場へと向かいました
村人たちはまだ全員集まってきていないようです
連日の異様な雰囲気の中、村人の顔には疲れが見えます
遠くのほうからモァの叫び声が聞こえてきました
村人たちは叫び声がした森の方へと向かいます

血だまりの中に誰かが倒れていました
近づくと体格の良い男性だと分かります
その赤い羽織袴には見覚えがありました

続きを読む >>

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(5)
◆赤頭巾村  ⑤「長い夜」
重苦しい村の空気の中、今日も朝がやってきました
はたして太郎さんは狼だったのか その答えは今日でるのでしょうか
流星は会議にでるため、重い瞼をこすりながら広場へと向かいました
その道のりの途中にあるお屋敷に人が集まっています
どうしたというのでしょうか
流星はその人混みを掻き分けて屋敷の中を覗き込みました
庭先で誰かが倒れているようです

昨日の会議で活発な意見を出していた《 ヨーロ 》でした
のどを噛み切られたらしく、すでに呼吸は止まっていて体も硬直しています
村で一番の力持ちのヨーロでしたが、狼の牙には勝てなかったようです

流星は昨日の会話を不意に思い出しました
太郎さんがよく動物と遊んでいると言い出したのは、ヨーロだったと言うことを
そのヨーロが狼に襲われてしまった
やはり太郎さんは狼で、ヨーロはその報復をうけてしまったのでは…
流星の頭の中は何がなんだか混乱状態です


続きを読む >>

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(1)
◆赤頭巾村  ④「混沌そして犠牲」
海斗は赤い頭巾と赤いスカート姿で祭壇に横たわっています
赤い色は村では神聖な物の象徴で、亡くなった人は皆この赤装束を着用します
お祈りが終われば奥にある大きな棺で海斗は静かに眠ることになります
その棺は丸い形をしており金属で出来ています
流星には棺と言うよりは大きな鍋のように見えました

これから狼や狐と戦うべく話し合いをするところなのですが
皆をまとめ、能力を引き出すべく祈祷をしてくれた海斗はもういないのです
しかもこの会議の中に人狼や妖狐そして狂人までもが潜んでいます
誰が能力を授かったのか、誰が狼なのか分からず会議は探りあい状態で始まりました

最初に口火を切ったのは《 モァ 》でした。
まず自分が授かった能力を発表すると言い出したのです
いったいモァはどんな能力を授かったのでしょうか
狼や狐がすぐ傍にいるかと思うと流星は逃げ出したくなるような気持ちです
その不安を押し殺しながら話を聞いています


続きを読む >>

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(3)
◆赤頭巾村  ③「人狼と妖狐」
海斗は気がつくと見慣れない部屋の中で寝ていました
天井がとても高く、大きなお屋敷のようです
起き上がろうとしましたが頭がクラクラして上手に立ち上がれません
ここは宴の間なのでしょうか周りを見るとたくさんの酒樽や徳利が置いてあります
ここが何処なのか分からずボンヤリしていると廊下の方から声が聞こえてきました

(村人)あっ 目を覚ましたみたいだよ

こちらにパタパタと足音が近づいてきます
その足音が枕元で止まりました

(流星)海斗兄ちゃん だいじょうぶ?

聞きなれた声を聞いて慌てて起き上がりました

(海斗)流星じゃないか どこにいっていたんだ心配したんだぞ

流星から今までのいきさつを聞きました
どうやら海斗と流星は別の村へと飛ばされてきてしまったようです


続きを読む >>

テーマ:自作小説 - ジャンル:小説・文学

2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(1)
◆赤頭巾村  ②「奉納祭」
海斗は父親似で神主としての素質があり
父親が亡くなってからは祈祷や祭りごとなどは海斗が一人でやっていました。
特に雅楽は父親も顔負けの腕前になっています。
そんな海斗は村の人達から信頼されており慕われていました。

明日に迫った奉納祭の準備で村中が大忙しです
奉納祭は毎年村にて行われている行事で
収穫を感謝し神社に奉納するお祭りなのです
村人は長年継いできた茶道・短歌・弓術などの技を競い
唄や舞いを披露し神社に奉納します。
年を追うごとに他の村からの参拝者も増えていて
村の名物の千社札や破魔矢は生産が追いつかないほどです。


続きを読む >>
2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(1)
◆赤頭巾村  ①「神々が眠る場所」
ある村に《 海斗 》と《 流星 》という 
とてもとても仲の良い兄弟がおりました。
小さい頃に事故で両親を亡くしてしまい
他に頼れる親戚がいない二人は
幼いながらも力を合わせて生活しています。
弟の流星はヤンチャでいつも悪戯ばかり
兄の海斗はまだまだ遊びたい年頃なのにご飯のしたく掃除洗濯
村の仕事などやる事がたくさんあり遊ぶ時間もなく忙しい毎日です。


流星の父親は村で唯一の神職でした。
祭りごとや豊作祈願などは神職の仕事です。
村人から慕われ頼られる事が多く
いつも父親のまわりには村人が集まってきていました。
幼い兄弟は父親の影響もあり神職という職業に憧れを抱いており
自分も大きくなったら父親のような立派な神主になりたいと夢見ていました。
海斗は小さい時に父親の祭式を近くでみていて
ときおり父親から祈祷のやり方なども教わっていました。
海斗は唄や楽器が上手で父親の祭式の時には琵琶や笛の演奏を手伝っていました。
流星はまだ幼く海斗の演奏に合わせて鼓をポンポンッと叩くのがやっとの状態でした。

続きを読む >>
2006-11 赤頭巾村 | 20:00:00 | Trackback(0) | Comments(1)

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。